Race Results

2022.6.4-5
2022.7.30
Super Taikyuシリーズ2022
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Rd.4 オートポリス(予選)

【予選レース】

Access HIROSHIMA+GR SUPRA GT4でスーパー耐久シリーズのST-Zクラスに参戦する、HIROSHIMA TOYOPET RACINGは、シリーズ第4戦を大分県・オートポリスで迎え、7月30日(土)に行われた予選でST-Zクラスの9番手となった。

【Super Taikyu ST-Z】
#111Access HIROSHIMA+GR Supra GT4

スポーツランドSUGOで行われたシリーズ第3戦において、松田利之、古谷悠河、檜井保孝、中村賢明の4人を擁するHIROSHIMA TOYOPET RACINGは、3位を獲得。しかし、上位陣のペナルティによる繰り上げだったこともあり、表彰台には上ることができなかった。もちろん、今回の目標は自力で上ることである。
今回は木曜日から練習を開始。フォーミュラでのレース経験はあっても、オートポリスをAccess HIROSHIMA+GR SUPRA GT4で初めて走る中村、そして松田のコース習熟にまずは多くの時間を割き、また古谷を中心にスピードが鍛えられていった。そして土曜日に行われた2回の専有走行では、セッションごとタイムを詰めていって、最終的には古谷が1分58秒135をマークして3番手につけるまでとなっていた。

しかし、それまで恵まれていた天気が、予選の行われる土曜日になって、いきなりご機嫌斜めとなる。未明に降った雨がわずかに残るも、午前のフリー走行こそドライコンディションがなんとか保たれ、古谷が1分59秒162を記して3番手につけ、より確かな手応えを得るまでとなっていたのだが……。
前回に続いて予選は雨に見舞われてしまう。しかも、Aドライバー予選で先に行われたグループ2では、その雨が一度はやんで最後はドライタイヤの方がタイムは出るという、極めて難しい状態にさえなっていた。そこで松田はドライタイヤをチョイス。路面状態の回復に合わせてタイムを縮めていき、計測3周目には2分1秒台に突入し、さらに次の周には2分1秒174にまで短縮を果たす。その上でラストアタックにすべてを賭けるはずが、皮肉にもまた雨は降り始めてしまう。それでも5番手につけて、Bドライバー予選に臨む古谷の激走に期待が込められた。
しかし、古谷は結局、1周も走れずに終わった。燃料ポンプトラブルにより、エンジンを始動できなかったためだ。続くCドライバー予選を中村は走れなかったが、メカニックによる懸命の修復によって、檜井をDドライバー予選に送り出すことには成功する。
その後、嘆願書の提出により、Access HIROSHIMA+ GR SUPRA GT4は、7月31日(日)の11時からのスタートが予定されている、決勝レースへの出走が認められた。

グループ1の最後尾からのスタートとはなるものの、絶対に激しい追い上げを見せてくれるはずだ! なお、今回は再び全クラス混走による5時間レースとして競われる。

Comment選手のコメント

松田 利之
ST-Z・Aドライバー

坂 裕之

ギリギリ路面が乾いてきていたので、僕はスリックタイヤで出て、ちょっとだけ濡れているような感じだったんです。濡れていると言えば、濡れているんですけど、ほぼほぼドライになってきて、ゆっくり温めて一発行った後に、前と引っ掛かっちゃったので、もう一発行きたいなと思っていたら、また雨が降ってきて。SUGOから、どうにもうまくいかないですね。その後のトラブルとも併せ、残念ではあるんですけど、昨日までの感じでは、割と行けていると思うので、ドライでの決勝はたぶん!非常に楽しみです。

古谷 悠河
ST-Z・Bドライバー

古谷 悠河

燃料ポンプが動かないというトラブルで、僕は少しも走れませんでした。松田さんの時は問題なかったんですが、僕が走り出そうとしたらトラブルが出てしまって。でも、昨日までの感触は良くて、雨でも悪くないんじゃないかと思っていましたし、他のチームがスリックタイヤで行っていたりしていた中、うちはウェットで行こうとしていて、結果的にその方が良かったと思うんで、走れていたらなぁ……と思うと悔しいですね。その分、決勝で頑張ります、しっかり追い上げていきます。

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