Race Results

2022.06.03
2022.6.3
Super Taikyuシリーズ2022Powered by Hankook
Rd.2 富士スピードウェイ(予選)

【予選レース】

スーパー耐久シリーズで3シーズン目を迎えた、HIROSHIMA TOYOPET RACINGは、第2戦として富士スピードウェイで開催される、シリーズ最難関の「NAPAC富士SUPER TEC 24時間レース」に「Access HIROSHIMA+Vitz」で臨む。 通常はST-Zクラスと合わせた2台体制ながら、今回はST-5クラスに精力を集中。坂裕之/古谷悠河/武藤壮汰/中村賢明/大西隆生/松田利之組での参戦だ。

【Super Taikyu ST-5】
#110 ACCESS HIROSHIMA+ VITZ

昨年はコロナウイルスの感染拡大予防の見地から、参戦を見合わせた富士24時間レースながら、参戦初年度の2020年には今回同様、Vitzで出場しており、その時の順位は7位だった。それから2年、チームとしても実戦の中で多くを学び、そして経験値を増してきた。その間の進化を数字で表す意味でも、3年前を上回る結果が求められた。 木曜日に行われた専有走行で6人のドライバーは積極的に走行し、しっかり準備が整えられた上で臨んだ、金曜日の公式予選は夏を思わせるような雲が上空に浮かんだ、絶好のコンディションとなっていた。 Aドライバー予選に挑んだ坂は、計測2周目からアタックを開始。セクター2までは好タイムを刻んでいたが、セクター3に差し掛かったばかりのダンロップコーナーで、痛恨のオーバーランが。気を取り直し、再度アタックをかけて2分6秒742を記録するも、これがタイヤのピークで、その後重ねられた周回ではタイムアップならず、11番手に留まった。 続いてBドライバー予選に挑んだ古谷も、計測2周目からのアタックではあったが、1周目から2分8秒台とハイペース。しっかりタイヤに熱を加えられたことで、まずは2分6秒113を記録し、続けての周回で2分5秒983にまで短縮を果たした結果、8番手につけた。その結果、ふたりのタイム合算によって「Access HIROSHIMA +Vitz」は9番手を獲得した。

その後、基準タイムのクリアが求められるセッションにおいて、Cドライバーの武藤は雨に見舞われるも、強くなる前に出した2分7秒618で無事クリア。Dドライバーの中村は、路面が濡れたままとあって2分17秒026に甘んじるも、これも問題なし。Eドライバーの大西は乾いた路面で2分6秒808、Fドライバーの松田も2分8秒707と、ともにレースウィークの自己ベストを更新していた。

Comment選手のコメント

坂 裕之

坂 裕之

いちばんタイムの出る周に、ダンロップコーナーでちょっと飛び出してしまい、いい結果を残せず申し訳なく思っています。せっかくメカニックさんたちが、昨日の遅くまで手直しやってくれていたのに……。決勝レースは長丁場なので、あまり盛り上がりすぎて無理しないよう、ちょっと抑えながらやっていこうと思っています。

古谷 悠河

古谷 悠河

昨日、最初に少しだけ乗って、そこから予選だったので、『どんな感じかな?』って探りながらだったんですが、徐々にペース上げていってベストは計測3周目。でもセクター3入るあたりからタイヤもタレてきちゃって、ベスト〜ベスト〜ベストでつなげられなかったのがちょっと残念でした。もうちょっと上がり代はあったのかな、と思うんですけど、全体的にはそんなに悪くないです。バランスもいい方向に来ているので、そのまま淡々と決勝を走っていけば、きっとチャンスあると思っています。

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