HIROSHIMA TOYOPET RACINGが参戦するスーパー耐久シリーズは、ついに最終戦を岡山国際サーキットで迎えることとなった。11月14日（日）に行われた決勝レースに、予選10番手からスタートを切った松田利之／古谷悠河／檜井保孝組のAccess HIROSHIMA+GR SUPRA GT4は、一時トップを走行。古谷選手、松田選手、檜井選手の完璧なリレーが決まって、７位でゴールすることとなった。
【決勝レース】
今回は２グループ開催の3時間レースとあって、決勝レースは13時30分にスタートが切られた。今回のスタート担当、古谷は10番グリッドからいきなり激走を見せて、オープニングラップのうちに6番手に浮上。３周目には4番手にまで上げるも、その後はクラスの異なる車両に行く手を阻まれて、その間にトップを逃してしまう。６周目に生じたアクシデントにより、FCY（フルコースイエロー）が提示されるも、解除後のダッシュ良く９周目には3番手に。そして、ライバルが早めのピットストップを行う間に、36周目には待望のトップにも浮上した。
1時間10分経過した41周目に、松田にバトンタッチ。どうしても給油には時間がかかってしまうクルマの特性上、10番手には後退してしまうも、自慢の好燃費を活かして、ライバルのピットストップのたび順位を上げていく。そして2時間6分経過した71周目に、2番手で檜井に最終スティントを託すこととなった。8番手でコースに戻った檜井は、前を行く車両にも徐々に迫っていき、88周目には7番手にポジションをアップ。その後も危なげない走りを見せて、Access HIROSHIMA+GR Supra GT4を７位でフィニッシュさせることとなった。
Comment選手のコメント
今年最後のレースで、ちゃんと完走できたんですけど、もう少し上に行けた感じもあるので、悔しいですね。ペースはまあまあ良かったし、予選はちょっと前に詰まったり、いろいろあったりしたので、そこも悔やむべきところなんですけど、トラブルなく走れたし、そこは良かったと思います。来年もやります。また頑張ります！
スタートしてから、早い段階で３番ぐらいに上がることができました。ただ、そこから他のクラスのクルマに捕まっちゃって、なかなか抜けなかったんですけど、それでも３番をキープし続けて、他がピットに入った後、僕はトップにも立ってからピットに入ったという感じだったので、自分のスティントは今年の中で、いちばん満足できるスティントだったと思います。燃費もちょこちょこセーブしながら、タイヤもセーブしながら走っていたんですが、そんなにペース落ちなかったんで、そのことも良かったですね。やっぱりロングの方がクルマ的にもマッチしていましたね。自分的には本当に良かったレースだったと思います。
鈴鹿は走ったんだけど、デフが壊れていたから、ちゃんとしたクルマで初レースでした。ちゃんとしたレースって、このチームまだできていない気がするので、まずはそこができたから、良しとするしかないかぁ（笑）。燃費重視の走りしていましたよ、全然踏めなかったもん（苦笑）。もう、僕的には良かったなぁ、良しとしようと思っています。