Race Results

2022.11.27
2022.11.27
Super Taikyuシリーズ2022
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Rd.7 鈴鹿サーキット(決勝)

【決勝レース】

【Super Taikyu ST-Z】
#111Access HIROSHIMA+GR Supra GT4

日曜日の鈴鹿サーキットは、再び天気に恵まれて今シーズンを締めるに相応しい、絶好のコンディションに恵まれた。今回のスタート担当は古谷だ。1周目からFCY(フルコースイエロー)が出される波乱の幕開けの中、ひとつ順位を落としてレースを開始するも、前から遅れることなく、まずは周回を重ねていく。7周目にはジェントルマンドライバーを含まず、予選トップだったチームが60秒ストップのペナルティを履行したことで、4番手にポジションを戻す。
1時間14分経過した26周目に、最初のピットストップを行い、中村に交代。直後にセーフティカー(SC)が入って、ロスを最小限にできるタイミングを逸したこと、さらに中村のドライビング中からデフが不調を来たしたため、いったんは6番手まで落ちてしまう。

間もなく3時間を迎えようという頃の59周目からは、再び古谷が乗り込むことに。ライバルとは交代のタイミングが異なることで、5番手に順位を戻す。デフは不調のまま厳しい状況の中でも、それ以上ポジションを落とさず、しかも後続を引き離せたのは、エースドライバーとして著しい成長の証だろう。 そして83周目、約1時間15分のラストスティントは、松田に託された。古谷から渡されたマージンは大きく、プレッシャーに苦しまずには済んだ松田ながら、デフの不調はさらに進んでいた。それでも、しっかりとAccess HIROSHIMA+GR SUPRA GT4をゴールへと導き、5位でゴール。FCYが7回、SCも2回出る波乱の展開の中、ドライバーが誰ひとりミスを犯さず、完走を果たしたことによって、最終的なシリーズランキングは6位となった。

これにてシーズンは終了。皆様のご支援、応援に感謝いたします。ありがとうございました。

Comment選手のコメント

松田 利之
ST-Z・Aドライバー

松田 利之

デフの調子がね……。表彰台には上がりたかったです。今回はいろいろあって残念でしたけど、楽しかったシーズンでしたよ。

古谷 悠河
ST-Z・Bドライバー

古谷 悠河

予選から他と比べてペースが足りないのが改善できないまま、決勝を迎えた感じで、さらにデフ系のトラブルがあって、完走はできましたが、どんどん症状はひどくなっていったようです。話を聞く限り、最後の松田さんの頃には、かなりひどかったようで……。とりあえず完走して終われて良かったです、このチームで僕はヴィッツで1年、スープラで2年、皆さんと一緒にできて本当に良かったと思います。四輪最初の年からS耐をやって、すごい勉強になって成長できたと思うので、本当にいい経験になりました。

中村 賢明
ST-Z・Cドライバー

中村 賢明

デフはちょうど僕のドライビング中にちょっとおかしくなって、最初は誤作動というか、警告灯が点いたり消えたりしていたので、違うのかなと思っていたら、やっぱり壊れていて。ちょっとドライビングにも支障が出始めたんですが、それがあったにせよ速さが足りなかった週末だなという感じがします。でも、完走できたのは良かったです。S耐はずっと表彰台だったので、最後はいちばん高いところに行きたいですけど、ちょっときつかったですね。

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