【予選レース】
Access HIROSHIMA+GR SUPRA GT4でスーパー耐久シリーズのST-Zクラスに参戦する、HIROSHIMA TOYOPET RACINGは、シリーズ第6戦をチームのホームコースでもある岡山国際サーキットで迎え、10月15日(土)に行われた予選において、ST-Zクラスの5番手を獲得した。
【Super Taikyu ST-Z】
#111Access HIROSHIMA+GR Supra GT4

今回も走行開始は木曜日。
他のサーキットであれば、松田や中村のコース習熟に最初の時間が割かれるが、そこはホームコースでもある。こと中村は、併せてOKAYAMAチャレンジカップのN1-86クラスにも出場し、目下3戦3勝でランキングトップ。
早い段階からそれぞれハイピッチでの走行を重ねられたことで、セットアップも順調に進んでいき、また金曜日も天候に恵まれたこともあって、タイムもセッションごとに短縮されていった。
そして土曜日の午前には最終チェックとなるフリー走行が行われ、引き続き好天だったことで1分37秒729を古谷がマークして、2番手をマークしていた。
午後からはいよいよ予選がスタート。Aドライバー予選に挑んだ松田は、計測3周目からアタックを開始して、まず1分38秒960を記録すると、次の周には1分38秒310にまで短縮を果たして、5番手につける。

松田からのインフォメーションも受けてBドライバー予選に挑んだ古谷も、計測3周目からアタックを開始。1分36秒946を記した後、クールダウンを挟んで再度アタックし、1分36秒812、そしてラストアタックで1分36秒691にまで縮め、古谷は5番手につけた結果、松田との合算タイムでも5番手となった。この後に行われたC/Dドライバー予選では、ユーズドタイヤでの走行にもかかわらず、中村が1分38秒360、檜井が1分41秒443をマーク。決勝セットの確認も併せて行われていた。

Comment選手のコメント
今回、入念にウォームアップを行っていたのは、ブレーキを作っていたのもあったんです。この週末、ずっとセットが合っていなかったのが、予選の前で変えたのが効いて、だいぶ良くなっていたんですけど、もうちょっとでしたね。
ちょっと今週、木曜日からセットに苦労していて、あまりいいところに来ないまま、今日を迎えてしまって、午前中の練習でもニュータイヤ履いて予選シミュレーションしましたが、そっちも全然良くなくて。そこから大きく変えて予選をやってみましたが、良くはなっているけど、まだ足りていないという感じでした。同じスープラがトップで、2台からコンマ5秒ぐらい離されているので、その差を何とかして埋めなくては。でも、一発は厳しかったんですが、ロングはそんなに悪くないと思うので、決勝では追い上げます。